餃子会しました )))))) 400個

掲載日:2011.04.25

原発事故の風評被害に苦しむ農家のニュースを見て、思わずネットで、福島県新地町のニラを2キロ買ってしまいました。

ちょっと多いなとは思ったのですが。2キロが一番小さいパックだったのです。さて、大量のニラ、どうしましょう。

そうだ、餃子パーティを開こう!と思いつきました。
友人達に集まってもらって、ニラ餃子をたくさん作って食べよう。半日くらいの間に、都合のいい時間に出入りするようにして、作るもよし、食べるのもよし、お持ち帰りもよし。そしてランチ代を震災の義援金に寄付してもらおう。

ニラが届いた数日後、素早く趣旨を理解した友人達がエプロンとタッパーを持って、三々五々我が家へ。お迎えするのは大きなガラスの鉢に生けたニラ2キロ。力強い緑色が美しい。

早速、刻む人、混ぜる人、焼く人、入り乱れながらどんどん餃子が。普段、家庭ではありえない量の餃子が並んだ大皿が見事です。

手を動かしながらおしゃべりが盛り上がり、時々怒ったりするので暑くなります。そんな時は、ニラと一緒に買ったみずみずしいキュウリ(二本松市)がのどを潤してくれます。ビールの飲み過ぎ防止にもいいようです(!^^)

我が家はオープンなキッチンカウンター。みんなで料理するホームパーティには最適でした。お料理教室みたいね、家庭科の調理実習を思い出すわ、とマダム達は楽しそう。オープンなキッチンにしたのもよかったと、あらためて思ったことでした。

参加型パーティが終わってみてのキッチン的反省点。

我が家のカウンターの下は巾の広い引き出しで、奥まで収納できて一目で管理でき、いつもはとても便利です。日常的に使う調理器具は全部そこに入っていて、快適に使っています。

しかし、数人がその前に立って一心不乱に作業をしている時は、引き出しを開けるのは、ちょっと面倒でした。「ごめんね~」と遠慮がちに声をかけ、包丁やべとべとのスプーンを持った人々に一斉に下がってもらうのはかなり危険。

参加型パーティの時には、必要な道具や食器はあらかじめ出して用意しておくのがよいかも。バックカウンターやかたわらの木の机の上に、お料理番組みたいにきれいにセットしておくのはどうかしら、などと考えています。

あるいは、ゲストはカウンターの反対側(引き出しのない側)から、作業してもらうのがよいかも。今回、いつもどおり食卓を反対側にL型につなげていたので、そちら側は立てなかったのです。

玄関の募金ツボの中にはささやかではありますが、多分ランチ代以上のお金。後日、募金団体に送りました。みんなの気持ちも一緒に届きますように。