ヤナギの春

掲載日:2019.02.05

去年雪が降る前に、茂りすぎていた庭の木の枝を剪って、ゴミに出すのもしゃくなので、そのまま積んでありました。

大半は細いヤナギの枝です。リースの土台の輪に出来るかも。冬の間にバスケットを編むのもいいね!と野望をふくらませていたのですが。いつの間にか雪に埋もれ、忘れていました(!^^)

お正月直前、掃除をすませた家の中。さっぱりしたけれど、少し殺風景?そうだ「結び柳」はどうかしら?茶道のお正月飾りです。床の間に、柳の枝を束ねて輪に結んで垂らします。いつもは静かな場所に思いがけない躍動感が生まれて、新春らしいのです。

しだれ柳ではないので大きな輪は無理かもしれないけど、細めの枝を束ねて「の」の字の形に結んで、天井の隅から壁に垂らすと素敵かも。

長靴をはいて剪定鋏を持って、雪を蹴リながら物色しましたが、すでに固く凍りついていて思うように取れません。やっと外せた枝を家の中で調べると、長さは揃わないし、太めの枝も多いので、残念ながら曲げることは難しそう。

あきらめて、そのまま全部を大きな水差しに入れました。丈が高いのでボリューム感が出て、意外な存在感。ぽちぽちと冬芽がついた枝はつややかで、初々しくいい感じです。

乱暴に室内に取り込んだのに、枯れることもなくお正月が過ぎたある日、冬芽がゆるんで茶色いキャップのように持ち上がっているのを見つけました。キャップの下には極繊細の銀色の毛に包まれた小さな部分がちらり。キャップがはずれると、銀毛の内側は緑色で、よじれてたたまれています。それがほどけて開くと、小さな柔らかな葉になりました。

どんどん葉が開き大きくなり、芽の中には小さな尻尾のような花になるのも混じっていて、今や早春の趣き。窓際にあるので、淡い緑が雪に映えてきれいです。