どこでも箒(ほうき)

掲載日:2021.10.08

西洋では、魔女の乗り物にも使われているという箒。日本では、早く帰って欲しい来客の時、箒を逆さまに立てて手ぬぐいをかけておくというおまじないがあるらしいです。

電気掃除機のお世話になることも多いですが、私は箒が好きです。床を掃くにも、家具や棚のほこりを払うにも、ほどよい柔らかさと弾力があって、傷をつけることなく、静かに気持ちよく掃除できるのが良いです。軽いので、取り出しやすいのも嬉しいところです。

手軽なので、箒を何本か家の中に配置しておくと、すぐ使えて便利、掃除が楽になります。

狭い我が家ですが、室内用箒は三本あります。洗濯機の横の用具入れ、キッチンの冷蔵庫の横の隙間、2階のタンスの横の隙間にあって、すぐ取り出せます。

箒自体は薄くて軽いので、細いスペースでも小さなフックがあれば、出し入れに問題はありません。箒を取り出すついでに隙間をひと掃き、奥のほこりもかき出すので、隙間の清掃状態は向上しました。

よくある安価な箒ですが、天然素材を束ねた機能的な形は悪くありません。とっておきの1本は夫が東北に出張した時、おみやげに買ってきてくれたもの。土地のおばあちゃん製作で、てっぺんに赤い薄布が巻いてあるところが可愛いです(!^^)。

伝統工芸品の美しい高価な箒もありますが、家中あちこち置きの「どこでも箒」には、ほどほどで大丈夫。散らかったらすぐ掃除できるように、その場所用の箒が近くにあるのがミソです。

箒に欠かせない相方といえば、ちりとり。こちらは狭い場所にかけにくいことがあります。箒とちりとりが並んでいると分かりやすいですが、多少離れた収納場所でも問題ないのでは。

ゴミ箱の近くにちりとりがある、ちりとり無しでテラス窓から外に掃き出せる、箒2対ちりとり1とか。工夫はできそうです。

我が家のキッチンのちりとりは箒から少し離れて、足付きのキャビネットの下で目立ず、床の上に水平に待機しています。ちりとりの上には、たたんだ雑巾。水がはねた時も床を素早く拭けるので便利です。

嫌な来客退散以外にも箒には魔法の力があり、新しい箒で妊婦さんのお腹をなでると安産になるとか、玄関に飾ると幸せをかき入れるなどとされていたそうですが、とりあえず、掃除しやすいのは運気のいい家です。