ハーブのブーケ

掲載日:2014.08.10

ハーブで作ったブーケを友人が届けてくれました。

サッカーボールほどの大きさに丸く、いい匂いのハーブ。茎を麻ひもでくるっと結わえてあるのが、畑の気分たっぷり。きれいに切りそろえてある茎も美しい。そのままガラスのピッチャーに入れて、キッチンに。

甘い香りの白い花はカモミール。薄紫の小さな花はミントの仲間かな。ああ、バジルの白い花も。セージの薄緑の葉もきれい。可憐な花のまわりを囲んでいるのはシソ。大き目の葉がボリュームアップ効果満点で、紫色が緑を引き立てています。はっきりとして元気な取り合わせが、友人らしくて嬉しい。

花のお庭のような華やかさはありませんが、よく見ると畑の野菜やハーブは可愛いものです。キッチンの彩りによく合います。

緑の葉物だけを取り合わせるのも涼しげですし、日持ちはしませんが、野菜の花をちょっと入れるのも素敵です。

ちなみに私の好きなのは春菊の黄色い花。いわゆるトウの部分。放っておくと枯れてしまうので、あわてて、どんどん切ってあげます。ズッキーニやかぼちゃの花も清楚です。ツル状にへろへろしているので扱いにくいナスタチウムも、一輪入れると逆に面白かったり。お花屋さんの花にはない楽しさがあります。

陽が落ちて、涼しい風が吹いてきた夏の夕暮れ、キッチンにいるしあわせ。グラスやピッチャーに差したハーブは、ちょっとお料理に使いたい時にも便利。ブーケの最後は、吊るして乾燥させて、いつでも使えるドライハーブにするのもよいな。